驚異の8気筒2000cc! ゴールドウイングを凌ぐ巨大旗艦が中国SOUOから発進へ【現地速報】
バイク最大の液晶メーターや検知システムなど電脳も豪華
電子制御や快適装備も非常に充実している。メーターは二輪最大の12.3 インチで、タッチパネルを採用。大型メーターと言えば、K1600シリーズやR1250RTが採用する10.25インチ液晶が有名だが、SOUOはさらに大きい。 ブルートゥース接続のほか、グリップヒーターとシートヒーター、電子パーキングブレーキ、自動ヘッドライトも標準装備。前述のとおり電動スクリーンやクルコン、電サスも備える。 周囲の交通状況をリアルタイムに監視する後方警告システムや死角監視機能も搭載し、ライダーに注意を喚起してくれる。また、車載用チップによりシステムの遠隔アップグレードも可能だ。
登場は2025年? ライバルのホンダとゴールドウイングに真っ向勝負をかける?
MC01のパッケージを見ると、ゴールドウイングを意識しているのは明らかだろう。 ホンダが誇る旗艦クルーザー、ゴールドウイングは、1975年の初代GL1000から数えて現行型で6世代目となり、2025年に50周年を迎える。これを記念した特別仕様の登場に期待がかかるが、SOUOのデビュー時期と重なるかもしれない。 また、ホンダの中国法人は、現地で大型二輪の販売事業を強化するため、二輪車部門を本田技研工業(中国)投資有限公司から独立させ、ホンダモーターサイクル上海を2023年末に設立したばかり。SOUOの発足もこれに対抗する動きと思える。 SOUO MC01の登場時期や価格は未発表だが、生産開始の数か月前に詳細を明らかにするとアナウンスしている。フラット8豪華クルーザーの出来映えはどんなものか、そしてゴールドウイングとのガチンコ対決の行方はどうなるか、期待して待ちたい。