2025年夏開業予定の「ジャングリア」が交通渋滞対策の中間報告 地元区との意見交換会も
来年夏に開業予定の新テーマパーク「ジャングリア」を運営するジャパンエンターテイメントは21日、予想される交通渋滞対策について中間報告を発表しました。 【写真を見る】2025年夏開業予定の「ジャングリア」が交通渋滞対策の中間報告 地元区との意見交換会も 中間報告は地元住民の意見と周辺状況、交通シミュレーションの結果を踏まえて作成したもので、「マイカー来場の抑制」「車両流入の分散化」などを基本的な方針としています。 具体的には、バス会社と連携して毎日12便以上の乗合バス運行や、駐車場の分散配置、周辺道路への右折車線の追加・延伸、信号機の設置についても行政と協議し、整備・調整を進めています。 このほか、営業時間の変動制の導入や、繁忙期の入場制限なども検討されています。 テーマパークに近い名護市中山区で開かれた意見交換会では、住民から緊急車両が通行できるように対応を求める声や、園の地下水の利用による農業用水への影響の有無について、質問が寄せられました。 ▽ゴーヤー農家 「農家から水をとったら、作物は何もできないので、期待もあるけど、やはり不安も」 ▽会社員 「バスに乗って人が来るのかな?と。みんな自家用車で来るんじゃないかという感じはあるが、(運営会社も)頑張ってらっしゃるので、一緒に応援していけたら」 運営会社は、今回寄せられた意見を踏まえ調査や検討を続け、来年春ごろに最終的な対策を発表する予定です。
琉球放送