“理想のタスク管理”を追求した男が最後に辿り着いた「宇宙の物理法則」…“生きる意味”がタスク管理の出発点だ
【「人生の輪」とは?】 人生の輪は、現在ライフコーチングとして知られる分野の創始者の1人であるポール・J・マイヤー氏が1960年に考案しました。この円形のフレームワークは、車輪のスポークに似ており、人生の重要な側面を視覚的に整理するために使用されます。 キャリア、家族、健康、趣味、社会貢献といった幸福な人生を構成する要素を10段階で評価することで、現在不足している部分に対しての改善目標を立てるために使われます。複数の領域にわたって目的やゴールを持つことで、全体的にバランスの取れた人生を追求できます。 ● 「人生の輪」の使い方 おすすめカテゴリーは「PERMA+4」 人生の輪は、人生を構成するカテゴリーを個人の好みに合わせて変更したり、カテゴリーの数を調整したりすることも可能です。 私が推奨するカテゴリーは、「PERMA+4」の9つです。 「PERMA+4」とは、「PERMA(ポジティブな感情・没頭・関係・意義・達成)」を仕事関連の文脈に拡張したモデルで、次の4つの要素が追加されています。 ・身体的健康:健康的な身体を維持すること ・マインドセット:課題や挫折を成長の機会とみなし、楽観的で未来志向の心構え ・職場環境:自然光や新鮮な空気といった個人の好みに合わせた作業環境の質 ・経済的安定:個人の収入や貯蓄、支出の管理 このカテゴリーを10段階で評価し、人生目的を設定します。 例えば、次のような9つの人生目的が挙げられます。 (1)ポジティブな感情:愛と喜び、祝いと感謝に満ちた日々を送る (2)没頭:心から望む活動に没頭し、価値ある作品を作り続けている (3)関係:家族を大切にし、笑顔にあふれた日々を過ごしている (4)意義:共同体に貢献しながら充実した日々を過ごしている (5)達成:夢に挑戦し達成感を味わっている (6)身体的健康:引き締まった活動的で健康な身体を維持して活力に満ちている (7)マインドセット:ポジティブで好奇心旺盛に常に成長を実感している (8)職場環境:自然に囲まれ、潜在能力を最大限に発揮し、自由を味わっている (9)経済的安定:経済的な自由を達成し、心から余暇と娯楽を楽しんでいる 経済的事項に対するコントロールが幸福度の最も強力な予測因子の1つであることが判明しています。私はブログで生成AIを用いた経済的自由の達成方法について日々発信しています。興味がある方はぜひ覗いてみてください。 ・ブログ「不労所得マシンラボ」
北村拓也