パレスチナ自治政府のアッバス議長、アラブ諸国に支援訴え
[ドバイ 16日 ロイター] - パレスチナ自治政府のアッバス議長は16日、アラブ連盟の首脳会議で、自治政府が国際社会や周辺地域のパートナーから供与を期待していた財政支援を受けられていないと訴えた。 アッバス氏は「アラブのセーフティーネットを活性化させることが重要になっている」と強調した。 パレスチナ自治政府の資金調達は、イスラエルがパレスチナ人に代わって徴収する税収の送金を巡る対立で厳しく制限されている。 国際的な資金援助も逼迫しており、パレスチナのシュタイエ前首相は、年間予算に占める国際援助の割合が30%から1%程度に落ち込んでいると述べた。