【MLB】ドジャース・ベシアはNLCSのロースター登録外が濃厚に ゴンソリンが戦列復帰する可能性あり
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督によると、地区シリーズ第5戦で肋骨のあたり(身体の側部)を痛めて降板したアレックス・ベシアはリーグ優勝決定シリーズのロースターから外れる可能性が高いようだ。ただし、チームがワールドシリーズに進出した場合、ベシアが復帰できる可能性はあるという。また、ドジャースはトミー・ジョン手術のリハビリで今季を全休したトニー・ゴンソリンをリーグ優勝決定シリーズのロースターに登録することを検討しているようだ。メッツとの決戦を前に、ドジャースがどんな決断を下すか注目される。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 ドジャースはロースターに投手を13人登録した状態で地区シリーズをスタート。途中でマイケル・グローブが故障によりロースターを外れ、新人右腕ベン・カスパリアスが代役としてロースター入りを果たした。ベシアは今季67試合に登板して防御率1.76の好成績を残し、地区シリーズでも3試合を無失点と好投。現在のアクティブ・ロースター内に左腕はベシアとアンソニー・バンダしかおらず、貴重な左腕であるベシアの離脱はドジャースにとって小さくない痛手となるだろう。 ロバーツ監督によると、ジョー・ケリーとブルスダー・グラテロルはロースター入りの候補となっていないという。また、地区シリーズの途中でロースターを外れたグローブは規定により次のステージであるリーグ優勝決定シリーズには出場できない。ゴンソリンとブレント・ハニーウェルがロースター入りの有力候補だが、場合によっては地区シリーズで登板機会がなかったカスパリアスも外し、ゴンソリンとハニーウェルの両方をロースターに登録する可能性もありそうだ。 ロバーツ監督はさらに、リーグ優勝決定シリーズで1~2試合はブルペンゲームを採用する可能性があることを明かしている。ジャック・フラハティが第1戦に先発することが決まり、中5日のスケジュールを守る山本由伸は第4戦での先発が濃厚。よって、第2戦と第3戦のうち、ウォーカー・ビューラーが先発しないほうの試合はブルペンゲームとなる可能性が高そうだ。