苫小牧中央が昨夏コールド負けした相手にリベンジ 日向梁真2安打3打点&好リード/南北海道
<高校野球南北海道大会室蘭地区予選:苫小牧中央8-1北海道大谷室蘭>◇25日◇2回戦◇とましんスタジアム 苫小牧中央が、昨夏の地区代表決定戦で7回コールド負けした北海道大谷室蘭を8-1で破り、リベンジした。1年前にもマスクをかぶった日向梁真(ひなた・りょうま)捕手(3年)が、先制犠飛を含む4打数2安打3打点。守備でも3投手を好リードした。 昨夏、悔しい大敗の後、頭脳派として活躍した元ヤクルト捕手の古田敦也氏(58)の公式YouTubeチャンネル「フルタの方程式」などを何度も見返して配球を研究した。この日、4回先頭の第2打席では「相手が二回り目に入って直球中心に配球を変えてきたので」と初球のストレートを狙い打って左越え二塁打にするなど、打撃にもリードにも研究の成果が出た。 29日の代表決定戦では、駒大苫小牧と対戦する。日向は「ここまで来たら、やるしかないんで、みんなで頑張っていきたい」と、気合の入った表情で話した。