小田さくらが囲み取材に応じた

モーニング娘。'24の小田さくらが、7月19日に都内で開催された写真集「SAKURA FLOW」(ワニブックス)の発売記念イベントに登場。イベント前に囲み取材に応じ、同日発売を迎えた心境や撮影エピソードなどを語った。 【写真】25歳の大人っぽい小田さくら、シックな黒のドレス全身ショット ■小田にとって6冊目の写真集 同作は、小さな体で迫力ある歌声とパフォーマンスを見せるモーニング娘。'24の11期生でサブリーダーの小田にとって6冊目のソロ写真集。“DIVA SAKURA”をテーマに、あえてナチュラル、カジュアルをそぎ落とし、非日常感のあるワンピースやドレス衣装を中心に小田の魅力を最大限に表現した作品となっている。 発売を迎えた感想を、小田は「25歳ということで、自分にとってはモーニング娘。人生で写真集をもう出せないんじゃないかなって思っていたタイミングで頂けたお話だったので素直にすごくうれしいです」と打ち明けた。 撮影は鹿児島・屋久島で行われたそうで「初日にカメラマンさんや編集さんも体験したことがないくらいの強風で、砂浜の近くは岩が顔に当たるので『目も開けられないからここでは撮れません』って言われて(笑)。とにかく風のない場所をスタッフの皆さんと探して、歩き回ってかろうじて岩と岩の隙間で頑張って撮ったのが最初の撮影でした。それが一番印象に残っています」と振り返った。 また、テーマが“DIVA SAKURA”という理由について聞かれると「普段自然体の私を見て写真集を出す、出さないと判断していただくことがあると思うのですが、(今作は)コンサートを見て判断していただいたという珍しいパターンなので」と説明し、「そんな私の普段の状態とは違うステージだけまとえるオーラって何なんだろうと。それを歌って踊ってない状態で出すのは難しいんじゃないかなと思いながら、テーマに近づけるように」と“DIVA”(歌姫)のオーラを意識し、ステージに立っている時のような“ゾーン”に入った感覚でも撮影ができたという。 ■自己採点は「100点」 そして今作の自己採点を求められると「今回は100点とさせていただきたいです」と即答し、「私自身はそんなに歌って踊ってない状態の自分に自信があるわけではないのですが、うちの末っ子(17期生、最年少メンバー)の弓桁朱琴ちゃんが過剰に私を愛してくれていて(笑)。その子が写真集を見た時に、信じられないくらい褒めてくれて。私の目の前で5周(写真集を読了)していたんです。私自身の評価80点くらいからマイナス20点くらいを弓桁朱琴ちゃんがすべて加算してくれた形で満点になりました」と後輩メンバーからの賛辞のおかげで、手応えを感じていることを伝えた。 最後にファンに向けて「写真集は出したいと言って出せるものではないと常日頃思っているので、今回こういう機会が頂けてすごくうれしいですし、私がお婆ちゃんになった時に『こんなにきれいな時期もあったんだよ』って自慢できるような写真集になっていると思います。ぜひたくさんの方に見ていただけたらと思います。よろしくお願いします！」と呼び掛け、締めくくった。 ◆取材・文・撮影＝森井夏月