楽天 酒居がFA権を行使せず残留を発表「最後まで本当に葛藤した」も「思いがすごく伝わったので」
楽天・酒居知史投手(31)が11日、今季取得したFA権を行使せず、来季もチームに残留することを発表した。 酒居は「居心地のよさを取って挑戦の心を捨てるのはどうかなという思いがあって、最後まで本当に葛藤した」と率直な思いを明かしたが「(球団から)力を貸してほしいという思いを伝えられて、その思いがすごく伝わったので、ここでプレーしたいと思った」と残留を決めた。 酒居は20年にロッテ・美馬のFA人的補償として楽天に加入。そこから5年間、安定した投球で、ブルペンに欠かせない存在となっていた。今季も49試合の登板で2勝2敗、26ホールド。防御率2・33の成績を残していた。