決勝2着の阿部力也「2周駆けても逃げ切るSS、俺が抜けるわけない(笑)」/武雄競輪G3・レース後コメント
武雄競輪「開設74周年記念・能登支援・万協大楠賞争奪戦(G3)」は14日に最終日を終えた。2着の阿部力也(36歳・宮城=100期)と3着の大槻寛徳(44歳・宮城=85期)に話を聞いた。(アオケイ・松野記者)
2着 阿部力也
自分が出来る事はスタートを取るくらいだと思っていたので。予想外の展開になったけど、深谷君が落ち着いて対応してくれた。道中は踏んだり止めたりでかなり苦しかった。こんなに後輪に集中して追走したのは初めて。もしかしたら(優勝)と思ったけど深谷君が最後まで回せていましたからね。最後は離れてしまった。2周駆けても逃げ切るSSですから、俺が抜けるわけがない(笑)。なので今日は優勝したようなモノです。ダービーの時に古性君と清水君にみて貰ったセッティングがかなりよかったし後は練習あるのみ。いい時にいっぱい稼ぎます(笑)。
3着 大槻寛徳
作戦は引いてカマシと聞いていたけど、レース前は付いて行けるかヒヤヒヤしていました。鐘辺りで英明に絡まれて脚を使ってしまった。何とかドッキングできてよかったです。余裕はゼロで深谷君が外を捲ったのか内を捲ったのかも分からなかった。3連単も2-8-6で売れていたし、厳しいと思っていたけど頑張りました。この3着で出られないと思っていた競輪祭に出場出来るのは本当に大きい。次は高知の全プロ。気持ちを切り替えて頑張ります。