【ONE FF】武尊が第4試合にファン困惑「メインじゃないの?」9・27『ONE Friday Fights 81』の試合順が発表され、日本人選手は前半4試合に
2024年9月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 81』(U-NEXT配信)の全対戦カード&試合順が発表された。 【写真】全対戦カードと試合順、豪華な顔ぶれとなった 今大会には日本人選手が4名出場し、前半4試合となった。第1試合には11日にONE Championshipと独占契約を結んだことが発表された陽勇(=ひゅう/TEAM3K/VENUM TRAINING CAMP)が登場。ユセフ・エサード(アルジェリア)と対戦する。 第2試合では、これがONE FFでの4戦目となるKNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)がリッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)とキャッチウェイト(59.87kg)3分3Rで対戦する。 小笠原はジュニアキックで活躍後、2011年7月にプロデビュー。2013年5月にプロ9戦目でREBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得したのを皮切りに、REBELS52.5kg級王座、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座、同フェザー級王座を次々と獲得。2023年3月には2022年ムエタイMVPでルンピニースタジアム3階級制覇を達成しているロンナチャイをダウン寸前まで追い込む完勝を収めた。 8月に『ONE Friday Fights』に初参戦するとヨッドウィッタヤに31秒でKO勝ちしたが、11月のOFGマッチでウィンに延長戦で敗れ、12月のONEでもチョーファーにKO負けと連敗。しかし2024年4月にソーンスックノーイを判定で破り、ONEで2勝目をあげた。6月はONEに出場しているデーングリアングライに圧勝。サウスポーから放たれる左ストレート、左ミドルキックが得意。戦績は45勝(22KO)8敗1分。 リッティデットは2023年3月の『ONE Friday Fights 7』からONEに参戦すると、5戦目まで3勝2敗で決着は勝っても負けても全てKOという激闘男。2024年4月の6戦目でスリヤンレックに初の判定決着で敗れている。多彩な蹴り技を武器としており、かなり手強い相手が用意された。 第3試合は元ONEバンタム級キックボクシング世界王者・.秋元皓貴(日本)が、バンタム級キックボクシング3分3RでONE Super Seriesキックボクシング世界フライ級王者イリアス・エナッシ(モロッコ)と対戦。 そして第4試合が武尊(team VASILEUS)vs.タン・ジン(ミャンマー)となった。 メインイベントはスーパーボン(タイ)vs.“スモーキン”ジョー・ナタウット(タイ)で全12試合。ノンオー、サムエー、スアキムなどONEムエタイのオールスターズが出場とはいえ、武尊が第4試合というのは意外。この発表にファンからは「メインじゃないの?」との声も上がっているが、日本のファンがU-NEXTでのLIVE配信を見やすい時間に日本人選手たちの試合が設定されたと思われる(タイは日本の2時間遅れ)。 『ONE Friday Fights』のテントポール大会(シリーズの支柱となる大会)で、日本人選手の試合が3分1を占める今大会。日本のファンからの注目度も高く、全勝なるか。
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