フォルクスワーゲン T7マルチバンは依然として卓越した普遍的なツールだ!
サイズ一覧: ● 全長: 4973mm(ショート)/5173mm(ロング) ● 全幅: 1941mm ● 全高: 1903mm ● ホイールベース: 3124mm ラゲッジコンパートメント容量: ● ショートバージョン: 469~3,672リットル ● ロングバージョン: 763~4,053リットル
マルチバンがついに乗用車の域に
「T4」で、フォルクスワーゲンは人気のバンを乗用車セグメントに近づけた。しかし、すべての派生モデルは商用車のプラットフォームを共有していた。2021年、フォルクスワーゲンは「Tシリーズ」を3つの柱で構成した。ベースは引き続き現行の「T6.1」で、トランスポーター、カラベル、カリフォルニアとして、商用車およびキャンパーバンとしての要件を満たし続けた。
「マルチバン」は「T7」として、ゴルフのベースにもなっている「MQB Evo」プラットフォームに変更された。最新のゴルフインフォテインメントと最新のアシスタンスシステムに加え、フロアアッセンブリーは主にマルチバンを電動化するオプションを提供する。これにより、「Tシリーズ」で初めてプラグインハイブリッドモデルが実現した。最後の柱はオール電化の「ID.Buzz」で、カーゴバージョンとしてモジュラー電動ツールキット(MEB)も採用されている。
ディーゼル1モデルとガソリン1モデルのみ
パワートレインに関しては、VWは市場導入時にまだプラグインハイブリッドモデルをラインナップしていたが、国の補助金廃止に伴い、2023年8月には提供されなくなった。また、136馬力のエントリーレベルのガソリンエンジンもラインナップから外され、ディーゼルに装備されていた全輪駆動も廃止された。
残るは204馬力、最大トルク320Nmの2リッターガソリンエンジンのみ。このエンジンは、「ポロGTI」、「ゴルフGTI」、「ゴルフR」にも搭載され、エンジンコードは「EA888」である。すべてのエンジンは7速DSGと組み合わされる。さらに、排気ガス浄化用の2つのSCRキャットを備えた2リッターTDIがエンジンレンジを完成させた。150馬力と360Nmの推進力がディーゼルエンジンから供給される。