スミルノフが最終ステージを制す!総合優勝はジャニエール|マイナビ ツール・ド・九州2024
スミルノフが最終ステージを制す!
レースは、集団スプリントへ。最後は、スミルノフが制し、今大会初優勝を飾った。僅差でジャニエールが2位に入り、総合優勝を確定。3位には、ネルーカーが入り、新人賞獲得を決めた。 スミルノフは、25歳のロシア人スプリンター。ジュニア時代からロードとトラックのナショナルチームに所属し、マディソンとチームパーシュートでワールドカップ優勝経験を持つ実力者だ。今年は、スペインのアマチュアチームであるPCバイシュ・エブレに所属し、アマチュアレースで5勝。8月から研修生としてアスタナに加入し、トゥルル・ロムニエイ(ルーマニア、UCI2。2)とツアー・オブ・ハイナン(中国、UCI2。Pro)で優勝しており、この勝利が今季UCIレース3勝目となる。 総合優勝したジャニエールは「総合優勝できて本当にうれしいです。チームが本当にいい体制で勝てたと思います。ステージ優勝もそうですし、今日は残念ながら自分が勝てなかったんですけれども、運営も素晴らしく本当にいい大会でシーズンをいい形で終えられてツール・ド・九州に来てよかった。」とコメント。 ステージ5位に入ったのは、草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)。日本人最上位となり、3日連続のベストジャパニーズライダー賞を獲得した。小倉城クリテリウムを含め、愛三工業レーシングチームが全日程でベストジャパニーズライダー賞を獲得するという結果となった。
リザルト
<第3ステージ 福岡 141km> 1位 イヴァン・スミルノフ(アスタナ・カザクスタンチーム) 3h07m44s 2位 エミリアン・ジャニエール(トタルエナジー、フランス) 3位 ルーカス・ネルーカー(EFエデュケーション・イージーポスト、イギリス) 4位 クリスティアン・ズバラーリ(コラテック・ヴィーニファンティーニ、イタリア) 5位 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム) 6位 岡篤志(JCLチームUKYO) 7位 風間翔眞(シマノレーシング) 8位 イェロン・メイヤース(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング、オランダ) 9位 ベンジャミ・プラデス(VC福岡、スペイン) 10位 ロベルト・ゴンザレス(コラテック・ヴィーニファンティーニ、パナマ)。 <ベストジャパニーズライダー賞> 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)。 <個人総合成績> 1位 エミリアン・ジャニエール(トタルエナジー、フランス) 8h52m34s 2位 ルーカス・ネルーカー(EFエデュケーション・イージーポスト、イギリス) +14s 3位 イヴァン・スミルノフ(アスタナ・カザクスタンチーム) +23s 4位 アントン・チャーム(アスタナ・カザクスタンチーム、デンマーク) +25s 5位 ジョルダン・ジュガット(トタルエナジー、フランス) +31s 6位 入部正太朗(シマノレーシング) +33s 7位 小石祐馬(JCLチームUKYO) 8位 トマ・ボネ(トタルエナジー、フランス) +34s 9位 クリスティアン・ズバラーリ(コラテック・ヴィーニファンティーニ、イタリア) +36s 10位 カルロス・サムディオ(コラテック・ヴィーニファンティーニ、パナマ)。 <ポイント賞> エミリアン・ジャニエール(トタルエナジー、フランス)。 <山岳賞> 山本元喜(キナンレーシングチーム)。 <新人賞> ルーカス・ネルーカー(EFエデュケーション・イージーポスト、イギリス)。 <チーム総合優勝> トタルエナジー 福岡ステージ フルリザルト。 ツール・ド・九州 公式サイト。 文:相原晴一朗 写真:三井至、マイナビ ツール・ド・九州2024
Bicycle Club編集部