小祝さくらが2週連続Vへ「ベストを尽くしてどうなるか」 2年ぶり全米女子OP出場も明言
「女子ゴルフ・富士フイルム・スタジオアリス女子」(5日開幕、石坂GC=パー72) 【写真】2週連続Vへ「まあまあ」 笑顔もこぼれる 前週のヤマハレディースで節目のツアー通算10勝目を手にした小祝さくら(25)=ニトリ=が大会前日の4日、プロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。 2021年以来の自身2度目の2週連続優勝が懸かる一戦。開幕を明日に控えて、状態は「まあまあです」と好調を維持。「今週はグリーンがすごく大きくて、傾斜も結構強い。ショットがすごく大事になってくると思う」とコースを警戒しながら「ベストを尽くして、あとはどうなるかという感じでやっていきたい」と全力プレーを誓った。 2日には仲の良い後輩の竹田麗央と西武-オリックスの試合を観戦。「野球選手は体もすごく大きいので、パワーが全然違うなって思いました」と他競技のアスリートに目を丸くしながら、リフレッシュした。ちなみに竹田はオリックス・山下舜平大投手、小祝はオリックス・山崎颯一郎投手と互いに剛球右腕が推しだという。 前週の優勝で世界ランキングは自己最高の43位に上昇。5月末開幕の全米女子オープンへの出場資格を手に入れ、「出るつもり」と出場を明言した。 2022年には日本勢最高の20位と好成績を収めているが、2年前と同じく前後の日本ツアーも休まず出場するつもり。「前は少し遅めに(現地へ)入るっていう作戦で行ったんですけど、その前回(20年大会)は早めに入って時間を余らせちゃって、試合まですごく長く感じてしまった。(22年大会は)結構ぎりぎりに入ってみようと思って、結構良かった。時差ボケは心配ではあるんですけど、そんなに早めには入らず行こうかなっていう感じで考えてます」と“鉄人”らしい戦い方で世界の頂点を目指す。