球宴劇的サヨナラ本塁打の清宮にBIGBOSS新庄が「ダイエットさせてなかったらレフトフライだった説」…”師匠”SB柳田の見解は?
今季は、ここまで82試合に出場して打率.226、11本塁打、24打点、得点圏打率は.169の数字。3-0から甘い球を見逃したり、何を狙っているかわからない中途半端な打席内容などが、BIGBOSSの怒りを呼び、懲罰の途中交代やスタメンを外される機会も少なくなかった。11本塁打はキャリアハイではあるが、その他の数字は、とても物足りない。変化球で揺さぶられると簡単に崩れる弱点もある。 しかし、時折、秘めたポテンシャルの素晴らしさを垣間見せる。ストレート1本に絞れたとはいえ、この日の球宴のサヨナラ打は、その最たるものだ。 「最高の思い出になりました」 お立ち台で清宮は、そう語ったが、これを単なる思い出で終わらせたら意味がない。本当の覚醒へのきっかけにしなければならない。 「これだけのスターの方達の中でやれることの幸せを噛みしめながら、明日も松山でいいプレーを見せられるように精一杯やりたい」 松山の坊っちゃんスタジアムに場所を移す今日の第2戦の全セ先発は、広島の左腕の床田だけに、全パの中嶋監督が、清宮をどう起用するかはわからない。全パ先発の千葉ロッテ佐々木朗希に話題が集まる中で、清宮がどう続けて存在感をアピールするかに注目したい。