宇喜多家 大河ドラマ化へ署名活動 岡山市発表、10月12日から
岡山市は25日、城下町・岡山の礎を築いた宇喜多家のNHK大河ドラマ化を目指し、10月12日から署名活動を始めると発表した。市が事務局を務める官民連携組織「戦国 宇喜多家を顕彰する会」が中核を担い、活動のシンボルとなるロゴマークも作成。50万人の目標を掲げ、市民や観光客に協力を呼びかける。 手書きの署名を受け付ける常設スポットを12日から岡山城に設けるほか、インターネットの専用サイトも近く開設。岡山県内の自治体組織「戦国 宇喜多家の大河ドラマ誘致を応援する自治体の会」とも連携して活動を広げる。 ロゴは岡山城の天守台のシルエットをかたどった不等辺五角形のデザインを採用。宇喜多直家(1529~81年)秀家(1572~1655年)父子のイラストと「わしらも大河になりたいが!」といった岡山弁のキャッチコピーを添えている。パンフレットやポスターに印刷し、活動をPRする。 活動期間は定めておらず、一定数に達した段階でNHKに提出する見込み。顕彰する会会長を務める大森雅夫市長は記者会見で「署名活動を通じて宇喜多家の功績を広く市民らに発信し、地元の誇りを醸成していきたい」と述べた。