櫻井心那は“赤×黒シャフト”の愛用者だ

ツアー会場には、最新情報がてんこ盛り。プロが使用するギアも、そのひとつだ。結果を求め、選手はさまざまなクラブや用品をテストする日々だが、そこで発見した気になるニューアイテムを紹介！ 今回は「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が行われている茨城ゴルフ倶楽部から。 これがグラファイトデザインの新作シャフトだ！【写真】 ◇ 今季メジャー初戦が行われる会場で新たなシャフトのテストが行われていると聞き、打撃練習場に行ってみると、赤と黒が目立つ見慣れないアイテムがあった。グラファイトデザインの新作のようで『TOUR AD VF HYBRID』という文字が確認できる。 同社のツアー担当者に詳細を聞いても「まだ何も…」と口をつぐむ姿を見ても、その情報がまだ世に出回っていないものだと分かる。そこで、すでに投入している選手もいるため、感想を聞いてみた。 昨年4勝を挙げた櫻井心那もそのひとりで、4月の「KKT杯バンテリンレディス」から使用を開始している。「フェードのイメージが出しやすくていい感じです」とニッコリ笑う姿を見ても、満足度はうかがえる。 今季は春先に2試合連続予選落ちした時期もあったが、「アクサレディス」、続く「ヤマハレディースオープン葛城」と連続で10位になるなど状態は上向き。本人も「だいぶ（開幕直後から感覚が）変わりました。ショットが全然つかなかったけど、今はクラブの入りもよくなっています」と手応えを感じている。「楽しみです」というメジャー初戦は、6665ヤードと距離もあるコースのためユーティリティの出番も増えそうだ。 このほか内田ことこも投入済みで、使用感を聞くとグッドサイン。さらに佐藤心結も今週から使用を開始するなど、今後のさらなる広がりを予感させるニューギアだ。