【第1回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:人気のカーグッズ3選
コスパ抜群、『ディスプレイオーディオ』
急速に人気が高まってきているのは『ディスプレイオーディオ』です。 数年前までは『ディスプレイオーディオ』といってもほとんどの人が知らないというジャンルでしたが、多くの欧州車、マツダ車、トヨタ車などで標準装着化が進んだことで知名度がアップ。それとともに市販品のラインアップも増え、国内メジャーメーカーだけでなく、多くのメーカーからさまざまなモデルがリリースされています。 ディスプレイオーディオは簡単にいえば名前の通り、ディスプレイを持つカーオーディオです。見た目はカーナビにそっくりですが、カーナビ機能は接続したスマホのカーナビアプリを利用します。 とはいえスマホを接続した状態であれば、ディスプレイオーディオは従来からのAV一体型カーナビにそん色のない使い勝手を実現してくれるのです。 それでいながら、皆さんが知っているブランドの製品であっても4万円前後と、手が届きやすい価格でコスパ抜群。クルマに乗る機会がそれほど多くなければオススメです。 ただしカーナビのヘビーユーザーだとスマホのデータ通信量が増える(=通信料金が多くかかる)こと、自車位置表示精度が甘いことなどが不満となるかもしれません。
『カーナビ』も、通信の時代
ディスプレイオーディオの純正装着化が進んだとはいえ、じつは市販のカーナビもまだまだ人気のジャンルといえます。 確かに新車に装着をするケースは減っていますが、1台のクルマを長く乗り続けるユーザーが多くなったことによって、買い替え需要が増えてきているのです。愛車のナビが古くなって満足なルートガイドができなくなってしまった、動作が遅かったり画面が小さくて使いにくい、と感じている人は、カーナビを買い替えることでカーライフのクオリティがグンとアップします。 身のまわりのガジェットや家電品などと同様に、カーナビも『通信』との連携がトレンドとなっています。 たとえばパイオニアのブランド、カロッツェリアの上級モデルでは車載Wi-Fiの機能を搭載しており、専用サーバーから詳細な渋滞情報や最新の検索データを取得したり、地図の更新まで可能としています。 ナビ機能だけでなくエンタメ機能も充実し、YouTube視聴をしたり、自宅のレコーダーに録画した映像をリモートで見られたりします。Amazon Fire TV Stickを介してのストリーミング動画サービス視聴や、通信型ゲーム機のプレイなど、車内でも自宅リビングのような過ごし方を実現できます。 しかも最新モデルでは大画面化が進んできており、10型や11型という、従来(7型)の2倍以上の面積を持つディスプレイも搭載。 パナソニックのブランド、ストラーダの上級モデルでは、有機ELパネルを採用することで液晶よりワンランク上の鮮やかで視野角の広い映像を展開しています。最新技術によって反射も抑えられ、直射日光下で見やすさを損なわないのも嬉しいです。