初夏の暑さにロウが溶け出す リンカーン大統領のロウ彫刻
コロンビア特別区、6月27日 (AP) ― 米国の多くの都市と同様、首都ワシントンも6月に入り連日熱波に見舞われている。 最高気温が37℃を記録した6月26日、第16代米国大統領エイブラハム・リンカーンのワックス彫刻も暑さで一部が溶け始め、像を支えている金属製の枠が露出、頭部が落下しそうになった。 このため、スタッフが頭部を取り外し、「修理のため一時的に取り外しました。ありがとうございました」という看板を立てた。 バージニア州のアーティストの手によるリンカーン大統領のワックス彫刻は、かつて南北戦争当時のアフリカン・アメリカンのための避難所跡に設置されており、ロウソクとして芯に火を付けることも可能で、「1~2分で消してください」と台座にお願いが書かれている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)