職員同士の飲み会後、飲酒運転で事情聴取…市の男性主事を停職6か月の懲戒処分
市職員同士の飲み会の後、ミニバイクに乗って帰宅中、広島県警尾道署員に事情聴取を受けたとして、尾道市は30日、総務部秘書広報課の男性主事(34)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。主事は同日付で依願退職した。
9月の事案発表後、市は飲み会に参加した職員へ複数回聞き取りし、主事が1次会の前にも別の職員1人とビールを飲んでいたことが新たにわかったという。市は「率先して法令を守るべき立場の公務員が極めて悪質な危険行為である飲酒運転をし、職員全体の信用を著しく失墜させた」と処分理由を説明している。 小玉高嘉・市総務部長は「普段から飲んだら乗るなと声かけをしているが、個々に浸透するよう、周囲の者からの声かけをより一層徹底する」と述べた。