有村架純、「もう会えないけれど、会いたいと願う人」は祖母 伝授された「料理のレシピが大好き」
「生きていたときに教えてもらって、そこからずっと作っているんです」
俳優の有村架純が13日、都内で行われたNetflixシリーズ『さよならのつづき』配信前夜祭ジャパンプレミアに坂口健太郎、生田斗真、中村ゆり、三浦友和、黒崎博監督、脚本の岡田惠和と共に出席した。 【写真】「見惚れてしまう」「美しすぎ」 有村架純が公開した“美鎖骨”寄りショット 本作は、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』、『余命10年』などを手掛けた脚本家・岡田惠和による完全オリジナルラブストーリー。事故で最愛の恋人を失った女性・菅原さえ子(有村)と、その恋人に命を救われたひとりの男性・成瀬和正(坂口)。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄(ほんろう)されるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語だ。 有村は「1年前に撮影していたのですが、昨年はこの作品のことで頭がいっぱいでした」と振り返ると、「無事作品が完成して、お披露目できる日を迎えられて良かったです」と安どの表情を浮かべた。 自身が演じたさえ子という役柄について、有村は「何に対しても誠実に向き合い、エネルギッシュで生命力がある人。そこを大切に、見ている方に『さえ子』と呼んでいただけるようなチャーミングさを出せればいいなと思って演じました」と役へのアプローチ方法を述べた。 本作は「さまざまな愛」がテーマになっているが、「もう会えないけれど、会いたいと願う人は?」という質問に、有村は「祖父母です」と即答すると「なかでも祖母が自分に伝授してくれた料理のレシピが大好きで、作りすぎるぐらい作っているんです」と明かす。 何の料理か聞かれた有村は「ポテトサラダです」と回答すると、「あまりに愛着をもっていて、自分が考え出したと錯覚するほど。生きていたときに教えてもらって、そこからずっと作っているんです」と愛するポテサラを授けてくれた祖母に会いたいという思いを打ち明けていた。 有村は「人に愛されたことや愛したことは永遠に色あせないということが大きなテーマとしてあります」と作品の込められた思いを述べると、「そんなテーマが一人一人の心に届いてくださったらうれしいです」とメッセージを伝えていた。
ENCOUNT編集部