フィギュアGPフィンランド大会 名古屋出身の松生選手&吉田選手に期待 2人にはある共通点も
愛知ゆかりの選手が、4人も出場する今週末のフィンランド大会。2人の地元スケーターには、共通点があるんです。 10月末、ニッポン女子が16年ぶりにグランプリシリーズの表彰台を独占したカナダ大会。 坂本花織選手とともに快挙を成し遂げた2人は、ともに名古屋市出身のスケーターなんです。 まずは、ショートプログラム10位から大逆転した、カナダ大会2位の中京大学・松生理乃選手。 2年連続で、カナダの表彰台にあがりました。
好きなことには、トコトン一途
スケートで活躍する傍ら、キャンパスライフで打ち込んでいるのが―― 韓国語の勉強です。 「やるのがめちゃくちゃ楽しいから、全然苦ではなくて。『英語もやりなさい』と言われるけど、英語より韓国語が楽しいから」(名古屋市出身/中京大学 松生理乃選手) 好きなことには、トコトン一途な松生選手。
初めてのファイナル進出に挑む
フィンランド大会で、初めてのファイナル進出に挑みます。 「GPフィンランドも練習通りの演技をすることだけを意識していれば、大舞台(ファイナル)につながってくると思うので。もちろん(ファイナルを)意識しているけど、あまり考えすぎずにできたらいいかなと思います」(松生選手)
幼いころから名古屋で切磋琢磨し…
その松生選手と幼いころから名古屋で切磋琢磨し、カナダ大会で一緒に表彰台に上がった吉田陽菜選手。 昨シーズン、グランプリシリーズ初参戦でファイナルに進出すると―― 大技トリプルアクセルを武器に、世界の銅メダルを獲得しました。 国際スケート連盟の、最優秀新人賞に輝いた19歳。
文武両道スケーター
スピーチでは、流ちょうな英語を披露。 実は、幼少期は名古屋のインターナショナルスクールに通い、今年の春、同志社大学に入学した文武両道スケーターなんです。 「スケートばかりだと、1日中スケートのことを考えてしまうので。スケート場にいる時はスケートで、大学に行った時は授業に集中して、スケートじゃないことを考えているので、(学業との両立は)自分に合っている」(名古屋市出身/木下アカデミー 吉田陽菜選手) 学業と両立しながら、カナダ大会で3位になった吉田選手。 2年連続のファイナル進出を目指し、フィンランド大会に臨みます。 「毎日毎日やれることを全部やって、フィンランド大会に行ければいいと思います」(吉田選手) (11月12日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)