巨人・甲斐拓也が入団会見 移籍の決め手は「阿部監督」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)が26日、東京都内のホテルで入団会見を行った。阿部慎之助監督(45)が現役時代につけていた背番号10をつける捕手は「光栄なこと。気持ちを新たに野球選手としてスタートする気持ち」と話した。 【写真】入団会見で、阿部慎之助監督(右)とともにフォトセッションに臨む田中将大 強肩と高い守備力で4年ぶりのパ・リーグ制覇に貢献した球界屈指の捕手は、4年契約で残留を求められていたが約1カ月の熟考の末、移籍を決断。最大の決め手は「阿部監督」だったという。「(指揮官に)グラウンドでは捕手が監督。司令塔として背番号10も受け継いでほしいと直接いっていただけて、うれしい言葉でもあり、重くのしかかってきた言葉でもあった」と話した。 4度の日本一を経験している司令塔は「移籍に際し、阿部監督からとても熱いお言葉をいただいた。阿部監督を胴上げするために頑張っていきたい」と決意表明した。