ユヴェントスで居場所をなくしたMFアルトゥールにラ・リーガ復帰の可能性? バレンシアやビジャレアルらが1月のレンタル移籍に興味
今季はまだ出場なし
ユヴェントスに所属するMFアルトゥール・メロ(28)はラ・リーガに復帰を果たす可能性があるようだ。 2020年にブラジルのグレミオからバルセロナへの移籍を果たした同選手。「シャビ2世」とも呼ばれ、大きな期待が寄せられていたが、思うようなインパクトは残せず、2020年にミラレム・ピャニッチとのトレードのような形でユヴェントスへ移籍。 しかしユヴェントスでも苦戦の日々は続き、2022年にはリヴァプールへ1年間のレンタル移籍を果たすも、怪我の影響もあり出場はわずか1試合のみ。プレイ時間も13分に留まった。 ここ数年苦戦の時期が続いていたアルトゥールだが、昨シーズンレンタル移籍したフィオレンティーナでは見事な復活劇を見せ、公式戦48試合に出場し、2ゴール4アシストをマークした。自信を取り戻した状態で今夏ユヴェントスに帰ってきた同選手だが、チアゴ・モッタ率いるチームでは構想外となり、今シーズンはまだ出番がない。 再びキャリアが危ぶまれているアルトゥールだが、イタリアのジャーナリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、バレンシアやベティス、セビージャ、ビジャレアルといったクラブが獲得に興味を示しているという。いずれのクラブもレンタル移籍を希望しているものの、1月にイタリアを離れ、スペインに復帰する可能性があるようだ。 かつての輝きをを取り戻すも、ユヴェントス復帰後は再び苦戦を強いられることになってしまったアルトゥールは1月に新天地を求める事ができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部