家畜伝染病の水際防疫の徹底を 宮崎空港で外国人観光客に肉製品など持ち込みができないことを呼びかけ
家畜伝染病の水際防疫を強化しようと、外国人観光客に対し肉製品の持ち込みができないことなどを呼びかけるキャンペーンが宮崎空港で行われました。 (三浦功将記者) 「韓国からの旅行客が増える今、県内の畜産業を守る重要な取り組みとなります」 このキャンペーンは、口蹄疫やアフリカ豚熱などの家畜伝染病の侵入を防ごうと国や県が行ったもので、県の職員や養豚業者など16人が参加しました。 参加者たちは、韓国からの定期便で訪れた外国人旅行客にチラシを配りながら、肉製品などの持ち込みができないことを呼びかけました。 韓国では、今月にもアフリカ豚熱の発生が確認されていて、関係機関が警戒を強めています。 (農水省動物検疫所鹿児島空港出張所 山口賢郎出張所長) 「農家やみなさんの生活を守るためにも、緊張感を持って仕事をしていきたいと思っている」 韓国の定期便は、先月、週3往復から週5往復に増便され、来月にはさらに週7往復に増える予定で、より一層、防疫対策の徹底が求められます。
宮崎放送