【日本ハム】山崎福也がサク越え披露「新庄監督からメッセージが来て…」 秋季キャンプで打撃練習
移籍1年目で10勝を挙げた日本ハム・山崎福也投手(32)が7日、エスコンでの秋季キャンプ第2クール2日目にフリー打撃を行い、野手顔負けのスイングでサク越えを放った。 【写真】球宴で超鮮やかな安打を放った山崎福也 今年のオールスターゲーム時に使用していた赤と黒が基調のヘルメットにバット、打撃手袋とフル装備でグラウンドへ。ティー打撃から鋭いスイングを連発すると、矢沢と同組で回ったフリー打撃では計48スイングで安打性22本。ファンの視線を独り占めした。 終盤には右翼スタンド手前にあるブルペンへ叩き込むサク越えも披露。思わず「イェーイ」とバンザイし、球場中から拍手がわき起こった。 今秋は投手練習に専念していたが、キャンプ不在の新庄剛志監督(52)から「バッティングやらない?」とメッセージが。「監督とも話をして、キャンプから少しずつやっていく方向で、と。詳しくはちょっと聞いてないんですけど、監督なりの考えが絶対あると思うので、やったほうがいいなって。僕自身もバッティングが好きなので」と明るい表情で汗をぬぐった。 日大三3年時に準優勝したセンバツでは大会最多タイ記録の13安打をマーク。非凡の打撃センスは健在で、5月30日の阪神戦(甲子園)では投手ながら「6番」でサプライズ起用され、先発で7回無失点、打っても決勝V打と大活躍した。7月23日の球宴でも阪神・才木の外角高め直球を鮮やかに左前打としていた。
報知新聞社