【高校サッカー全力新聞】奈良育英「黄金時代到来!全員攻撃・全員守備で挑む」
■複数のポジションに対応するユーティリティープレイヤー藤岡仙太郎選手(3年生)
磯貝選手とともに1年生から全国の舞台を経験、副キャプテンの1人としてチームを引っ張ります。地区大会決勝では、3つのポジションで対応。自身が強みと話すチーム1の持久力も魅力の選手で、今年は磯貝選手と両サイドのポジションで得点に絡みます。 過去2年は自分がやりたいプレーや自分の良さが出せなかったと話し、最後の選手権では悔いのないように自分のプレーを精一杯出し切りたいと意気込みを語りました。
■全国での悔しさは全国で晴らす
過去2大会ともに2回戦の壁に阻まれてきた奈良育英。奈良では一強とも呼ばれる力を持ったチームですが、全国のレベルの高さを感じさせられます。2年間全国を経験してきたからこそ、今年選手たちは「全国の悔しさは全国で晴らしたい」と話します。 過去の最高成績は第73回大会のベスト4。当時の主将は後に日本代表として活躍するGK楢崎正剛選手。16回目の全国への挑戦。偉大な先輩がつくった歴史を塗り替えるべく「黄金時代到来」と言える結果を全国で残せるよう「全員攻撃・全員守備」で挑みます。 (取材・文:高校サッカー選手権民放43社/奈良テレビ放送)