娘が「マックのポテト」が大好きで、週1回は必ず食べに行きます。フライドポテトなら「冷凍食品」もありますが、そちらのほうが“コスパ”はいいでしょうか…?
子どもも大好きなマクドナルド。ポテトが食べたいとリクエストされ、家族でマクドナルドに行くことが休日の定番の過ごし方という家庭もあるかもしれませんね。ただ、家族で外食すれば費用もそれなりにかかるため、「ポテトを食べたいだけなら、冷凍食品で代用できるのでは?」と考える人もいるでしょう。 スーパーなどの冷凍食品コーナーに行くと、いろいろなサイズにカットされたポテトがあり、量もたくさん入っていてお得に見えますが、家で冷凍食品を調理したほうが、マクドナルドのポテトよりもコスパは良いのでしょうか。 本記事では、マックフライポテトと冷凍フライドポテトの価格などを比較して、コスパはどちらのほうが良いかを解説します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
マックフライポテトの価格
日本マクドナルド株式会社の公式ホームページに記載されている、マックフライポテトの各サイズの重量と価格は以下の通りです(2024年9月22日時点)。大きいサイズのほうが、若干コスパが良いことが分かります。 ・Sサイズ:74グラム入り190円 グラムあたり約2.6円 ・Mサイズ:135グラム入り330円 グラムあたり約2.4円 ・Lサイズ:170グラム入り380円 グラムあたり約2.2円 ※一部店舗およびデリバリーでは価格が異なります。
冷凍フライドポテトの価格
次に、冷凍食品のフライドポテトの価格をみてみましょう。今回参考にしている価格は、2024年9月22日時点のネットスーパーでの販売価格です。各社ともに約0.7~0.8円となっており、マックフライポテトよりも価格が抑えられます。 ・A社:500グラム入り376円 グラムあたり約0.8円 ・B社:400グラム入り322円 グラムあたり約0.8円 ・C社:300グラム入り214円 グラムあたり約0.7円
家で冷凍フライドポテトを調理する場合に必要なもの
冷凍フライドポテトの調理方法は、商品によって異なりますが、油で揚げるとよりマックフライポテトに近づくと考えられるため、油で揚げるとします。自宅で冷凍フライドポテトを揚げるときに、冷凍食品そのもの以外に必要になるものは次のとおりです。 ■揚げ油 揚げ調理を行うときに欠かせないのが揚げ油です。油の量を節約するために、鍋ではなくフライパンで調理する方法もありますが、それでも300グラムを揚げるのに油の量は200cc(約1カップ)程度が必要です。仮に1000ccで268円のサラダ油で揚げる場合、200ccの油は約54円なので、フライドポテト1グラムあたりに換算すると0.2円のコストがかかります。 ■大きめの鍋やフライパン 油で揚げるときに注意したいのが、鍋やフライパンのサイズです。揚げている間にポテト同士がくっついたり重なったりすると、調理ムラが出てしまい、うまく揚げることができません。家族で食べるときなどに一度に多くの量を揚げようとすると、大きめの鍋やフライパンを用意する必要があります。 ■調理と後片付けの手間 揚げ物のあとは、油を固めて捨てたり、油で汚れた鍋やフライパンを洗ったりなど、片付けの手間がかかります。コストとしては目に見えませんが、家で調理する場合にはこのような手間がかかることも考える必要があります。
手間とコストを考えて、状況に合わせて上手に使い分けよう
マックフライポテトと自宅で調理した冷凍フライドポテトのコストを比較すると、揚げ油のコストを加味しても自宅調理のほうが安くなります。 一方、自宅で調理する場合には、大きめの鍋やフライパンの準備や調理後の後片付けなど、単純にコストだけで比較できない準備や手間が発生します。また、家族で外食に行くことが、楽しみの1つになっている家庭もあるかもしれません。 これらのコスト以外のことも考えて、自分の家庭の状況に合わせて上手に使い分けましょう。 出典 日本マクドナルド株式会社 マックフライポテト 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部