暴動でウルグアイのサッカーサポ250人超逮捕 ブラジル
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【10月24日 AFP】ブラジル警察は23日、地元サッカークラブのボタフォゴFR(Botafogo FR)が出場するリベルタドーレス杯(Copa Libertadores 2024)準決勝の試合前に起きた暴動を受け、対戦相手のCAペニャロール(CA Penarol、ウルグアイ)のサポーター250人以上を逮捕した。 警察は、ペニャロールのサポーターがリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)市内で店舗や車両を破壊したり、略奪を行ったりしたと発表。火災車両の消火のために消防車が出動し、銃も押収されたという。テレビ局は、ペニャロールのサポーターが警官に対し瓶などを投げつける様子を伝えており、少なくともバス1台が放火されている。 地元店主の34歳の男性は「彼らはトラブルを起こすために来た。とても悲しいことだ」とコメントしている。 リオ市内ではこれまでにもリベルタドーレスの試合の傍らで暴動が発生しており、国外サポーターは警察の過剰な締め付けに繰り返し不満を訴えている。 2019年には市内のビーチで起きた乱闘で数十人が逮捕され、負傷した1人がその後死亡。昨年にはコパカバーナビーチ(Copacabana Beach)で多数のサポーターが衝突したこともあった。 ペニャロールはリベルタドーレスで最も成功を収めているクラブの一つで、数々のトロフィーを獲得している。(c)AFPBB News