朝日町バス「走る!展覧会」 児童の風鈴、絵画を展示
朝日町は8月の地域公共交通利用促進月間に合わせ、「走る!展覧会」と銘打って町内を走る「あさひまちバス」内で児童が作った「エコ風鈴」と絵画の展示を始めた。涼しげな手作り風鈴と夏を題材にした絵の観賞がてら乗ってもらい、公共交通の利用を促す。 昨年度、公共交通分野の地域おこし協力隊として着任した松本あまねさん(25)が発案した。7月中に児童館や児童クラブなどでペットボトル製のエコ風鈴を60人以上の協力を得て作り、絵も描いてもらった。町独自で設定している「夏の地域公共交通月間」期間、まちバス3台の車内を彩っている。 県内公共交通機関で使える「親子おでかけきっぷ(児童無料)」、町のふるさと探検スタンプラリーも併せて周知している。松本さんは「豊かな発想の力作がそろっている。バスに乗ることで再発見できる町の魅力もある。ぜひ利用してほしい」と話した。