ゴルフ系YouTuberが使うギアって? バッグの中身を見てみた
4. フィンチのフィールド最古のクラブ
フィールドで“最古のヘッドカバー”を持っていたのはスティールだったが、“最古のクラブ”の持ち主はフィンチだった。使用するピン「i15」の3Wは、2009年に一般向けにリリースされたクラブである。彼のキャディによると、フィンチは有名な英国のクリエイターであるリック・シールズとYouTubeの動画を撮影した際、このクラブを初めてバッグに入れたとのこと。2人は動画で予算内で購入した中古クラブで対決したのである。フィンチは市場に並ぶ最新テクノロジーよりも古いi15が気に入ったようだ。ちなみに、彼はこの3Wで290ydほど飛ばしている。
5. モリスのプロトタイプパター
テーラーメイドの契約選手であるマイカ・モリスは、スラントネックのテーラーメイド「スパイダーX プロトパター」を使用していた。このパターの特徴は、ミーリングの施されたフェースになっている点だ。モリスはYouTube界きっての飛ばし屋として知られるが、グリーン上のゲームではカスタムのパターを使っている。
6. 「グッドグッド」クォンのウェッジ
「クリエイタークラシック」の初代王者となったルーク・クォンは、「グッドグッド(Good Good)」チャンネルのチームのロゴがレーザー刻印されたキャロウェイ「ジョーズ ウェッジ」(ノーメッキ)を使用していた。18番(パー5)でトリッキーな寄せワンを決める必要のあったクォンは、このウェッジで寄せて、勝利をつかんだ。
7. ステッカーはそのまま ブーシェの新品セット
手首にケガをしていたマック・ブーシェはインパクトの衝撃を緩和させるため、グラファイトシャフトの装着された飛び系アイアン、テーラーメイド「Qi」の新品セットをバッグに投入した。実際アイアンは新品であり、クラブにステッカーの貼られた状態でプレーしたのである。ラウンド後、ブーシェはクリエイターたちに声援を送っていたラッキーなファンにこの新品セットを贈呈した。
8. ナットのカスタムオレンジパター
かつてオクラホマ州立大ゴルフ部に所属し、現在はYouTubeチャンネル「バスタジャック」の代表として出場しているメイコン・ナットは、OBとしてカウボーイズ(同大のスポーツチームの名称)に敬意を示した、レーザー刻印の施されたオレンジのL.A.B.「メッツ1パター」で観客の目を釘付けにした。パターのソールには、同大をテーマにした2つの刻印が配されており、左には“Go Pokes”の字が、隣にはカウボーイズのマスコットであるピストル・ピートの縁取りが刻まれている。パターの背面には、チャンネルのバスタジャックのロゴが刻印されている。