極上の雪だけじゃない! 白馬が大人のデート旅に最適な理由、レポートします
長野県・白馬村。先日、北海道・ニセコと並ぶ一大スノーリゾートに足を運んでみたら、スキー客のほとんどが外国人。なぜこんなに海外からの人気が高いの!? 取材を進めてみると、日本のオヤジさまたちにこそ享受していただきたい数々の素晴らしき点が見えてきました!
京都でタイ料理⁉ が意外にも大正解だった
こんにちは、Web LEON編集部の吉田です。 だんだんと春めいた陽気になってきましたが、国内各地の雪山ではまだまだスノースポーツが盛んな様子。3月前半に続いた恵みの降雪によって各リゾートは賑わっているようですが、その代表格と言える長野県・白馬村に訪れる機会がありました。 LEON本誌3月号クルマ特集でご紹介した「レンジローバー SV」の目的地だったことがきっかけだったのですが、今回は1998年開催の長野オリンピックの会場にもなった国内最大規模の八方尾根スキー場周辺を取材することになりまして。
到着前、同スキー場の「咲花ゲレンデ」に近づくにつれてまず驚いたのが、車窓から見える歩く人々が外国人ばかりだったことです。今回宿泊させていただいたスーパーラグジュアリーなホテルレジデンス「ROKA by Hakuba Hotel Group」のスタッフさんをはじめ、現地で働く方たちもほぼ外国人で、「ここは海外のスキーリゾート!?」と錯覚を起こしてしまいそうなほど。
◆「デュシタニ京都」/タイのラグジュアリーホテルが日本初上陸
昨今の円安の影響に加えて、日本のスキー場は利用料がもともと安価で欧米の3分の1以下の価格で遊べるのも外国人スキーヤーたちの増加に拍車をかけているようです。 「ROKA」をはじめ、白馬でホテルや貸別荘、レストランなど多くの施設を展開する「白馬ホテルグループ」代表のマーカス・パウダーさんは、この地の魅力をこう語りました。 「白馬は標高約800mの盆地ですが、3000m級の北アルプスに囲まれた風景はまるでスイスの山岳地方を思わせるほど美しい。冬に降雪量が多くて雪質も良いのは、北海道のニセコと一二を争います。けれど、大きな違いは気候です。冬のニセコは吹雪が多くて寒さも厳しいですが、白馬は比較的穏やか。青空の下、スキーやスノーボードを楽しめる確率も高いのです」