長野県大桑村 のぞきど森林公園が再開 3季ぶり きょう 多様なキャンプ施設
大桑村の野尻、長野にまたがる「のぞきど森林公園」が27日、3季ぶりに営業を再開する。公園につながる林道の工事などで休園していた。今季は新設した指定管理者となった平田管業店(殿)のもと、キャンプ場の一部施設から徐々に利用を再開し、新たなスタートを切る。 公園は標高約1000メートルにあり、31・7ヘクタール。オートキャンプ場や大型区画のキャンプサイトなどが利用できる。園内には他にもキャビンやバンガロー、つくし型のハウスなど多様なキャンプ施設があり、段階的に整備や利用再開を進める。 昭和54(1979)年開園で、施設の老朽化が進んでいたため村と同社は一部の修繕などを行い再開準備を進めてきた。釣り池やブルーベリー園、自然学習館など多様な施設があり、時代に合わせた改修や新企画の開催などを積極的に行い魅力を発信したい方針。 園長を務める同社の永井智明さん(58)は「緑や星空など自然の魅力を楽しみ、多くの皆さんに親しんでもらえる場所にしていきたい」と話す。 入園無料。キャンプ施設の利用は有料で、キャンプ場予約サイト・なっぷから予約できる。11月25日から冬季休園する。問い合わせは同園(電話0264・55・3488)へ。
市民タイムス