和歌山パンダの赤ちゃん誕生2週間「黒い模様はっきりと」
和歌山パンダの赤ちゃん誕生2週間「黒い模様はっきりと」 映像提供:アドベンチャーワールド THE PAGE大阪
和歌山県白浜町の動物園や遊園地があるテーマパーク「アドベンチャーワールド」で今月14日に生まれたパンダの赤ちゃん。28日で生後2週間を迎え、同園は「体の黒い模様がはっきりと現れはじめた」と発表した。 【拡大写真と動画】和歌山・パンダの赤ちゃん誕生から10日「胸や背中より黒く」
出生時の体重は75グラム、全長は15.5センチ
このパンダの赤ちゃんは、飼育している雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」と雌の「良浜(らうひん)」との間に誕生。性別は雌で、出生時の体重は75グラム、全長は15.5センチと、同園でこれまで生まれたパンダの中では最も小さかった。16日には2頭目の赤ちゃんの死産が確認されている。
28日朝には全長21.5センチ、体重が195.8グラムに
生まれた赤ちゃんは、体が小さく自力で母乳を吸うことができなかったため、担当飼育員が保育器を使って授乳をサポート。良浜のもとへ赤ちゃんを戻して、自力で母乳を飲むように促すなどし、自力で飲み始めた。
引き続き、飼育員が24時間体制で注意深く見守っており、28日朝には全長21.5センチ、体重が195.8グラムにまで成長。授乳後には200グラムを超えるようになったことも確認されている。