阪神・山田脩也は現状維持の600万円「守備を評価してもらった」 来季2年目の3選手が契約交渉終了
阪神は12日、秋季キャンプ中の高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉を行い、来季2年目の山田脩也内野手(19)が現状維持の600万円でサインした。仙台育英高からドラフト3位で入団し、今季は高卒1年目ながらウエスタン・リーグで102試合に出場。打率は・217ながら、球団からは「守備を評価してもらった」と遊撃守備で高い評価を受けた。「1軍出場ができれば言うことはない。自分のよさをアピールしたい」来季の目標を口にした。 山田と同じく来季2年目の松原快投手(25)が現状維持の300万円でサインした。育成ドラフト1位で入団し、ルーキーイヤーの今季はウエスタン・リーグで33試合に登板し、0勝1敗で防御率4・31だった。「来年が勝負の年だと思っている。(支配下登録期限の)7月31日を目標に、まずは秋のキャンプ、春のキャンプでしっかり結果を出していきたい」と来季の支配下登録に向け意気込んだ。「自分のスタイルをつかんだシーズン後半でもあった」と手応えも口にし、「直球と変化球のコンビネーションのピッチャーだと思っているので、頭を使いながらやっていきたい」と力を込めた。 来季2年目の福島圭音外野手(23)も現状維持の300万円でサイン。春季キャンプでは中旬から1軍に加わり、ウエスタン・リーグは110試合に出場し打率・245と奮闘。持ち味の脚力を活かして果敢に次の塁を狙い、15盗塁を記録した。「春のキャンプで1軍に行っていい結果を出せず、いいことも悪いこともあった1年だった」と振り返った。秋季キャンプ後は台湾のウインターリーグにも参加予定で「アピールできることは足。シーズン中と気持ちは変わらず平常心で」と語った。(金額は全て推定)