「新日本プロレスの戦い=ストロングスタイルは消えない」32年間追求した自分なりのストロングスタイルを永田裕志が“初代タイガーマスク”佐山サトルの前で解放宣言!
30日、都内某所にて9・26『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』後楽園ホール大会についての記者会見が開催。スーパー・タイガー&永田裕志vs間下隼人&関根“シュレック”秀樹の対戦カードが発表された。 会見には“初代タイガーマスク”佐山サトル総監、平井丈雅代表、スーパー・タイガー、間下隼人、新日本プロレスの永田裕志が登壇。平井代表はかねてより「永田選手の戦いこそストロングスタイル、佐山サトル総監が求めるものと合致している」と出場を打診していたが、10年近くかかり実現にこぎつけたという。 真樹日佐夫先生が主催する2009年『第12回梶原一騎杯 KICK GUTS 2009 BREAK THROUGH-12~突破口~』後楽園ホール大会で棚橋弘至&4代目タイガーマスク&岡田かずちか(オカダ・カズチカ)vs初代タイガーマスク&永田裕志&吉橋伸雄(YOSHI-HASHI)が行われていたが、佐山サトルと永田裕志が同大会で絡むのはそれ以来だという。 これを聞いた佐山総監は「気合い入れて頑張りたいと思います。こんな対戦は僕は夢のようです。永田選手は僕の後輩ですから、新日本プロレスの理想とする試合を敢行できる選手です。その選手と試合ができるという事が最高に幸せです。あと1ヶ月しかありませんが、体調整えて頑張りたいと思います」と冗談交じりに闘う意欲を見せる。 永田は「何度も参戦させていただきたいと思って色々動いたんですがなかなかそのチャンスが来なくて、ようやくこのタイミングで尊敬すべき佐山先生の団体に出場することが叶いました。ストロングスタイルというのはプロレスのリングで戦う上での永遠のテーマ。ストロングスタイルという名前は新日本プロレスの伝統であり、その戦いというものを表す言葉ではある。2000年の半ば過ぎに一時期新日本プロレスでストロングスタイルは禁句のような雰囲気になりかけました。棚橋選手の“ストロングスタイルの呪い”という言葉で新日本プロレスの中でも消えかけたんですが、見てるお客様の中でやはり新日本プロレスの戦い=ストロングスタイルというものは消えたことはなかったと僕は認識しております。時代がどんどん変わって令和の時代になって、最近またうちの若い選手の口から“俺流のストロングスタイル”と言う言葉が出てきてます。やっぱり時代はどうめぐってもストロングスタイルというものは無くならないんだなっていうのが最近感じてるところでして、僕の戦いぶりを見せること=新日本プロレスのストロングスタイルに繋がるようなものになれば幸いですし、32年間僕自身も自分なりのストロングスタイルというものをずっと追求したものを26日にリング上で披露できればと思っています」と、ストロングスタイルへの熱い想いを語った。 間下とスーパーは永田への憧れを語り会見で恐縮するが、この日台風の影響で東海道新幹線が運休になり登壇できなかった関根は「ストロングスタイルとMMA、入り口は違うが出口は同じなのではないか?と思っている。永田選手とスーパー二人をボコボコにした上で俺が永田選手からフォールを取る」とメッセージ。 時代の違うそれぞれのストロングスタイルのぶつかり合いは果たして“初代タイガーマスク”佐山サトルの目にどう映るのか?令和のストロングスタイル対決に注目だ。
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