メジャー通算120勝、オールスター戦2度選出の左腕ボブ・ビール氏が死去
パイレーツが7日(日本時間8日)、オールスター戦に2度選出された左腕ボブ・ビール氏が亡くなったと発表した。89歳。 ビール氏は1935年に米アラバマ州バービンガムに14人兄弟の2番目。父は元ニグロリーガーだtrた。1958年にベネディクティーン大卒業後にパイレーツと契約。マイナーリーグで5シーズンを過ごしたあと、1962年にメジャーに昇格。198センチの長身から投げ下ろす速球を武器に1964年から7年連続2ケタ勝利&200投球回をクリアするなど当時のメジャーを代表する投手の一人となった。1964年には自己最多の18勝を挙げ、250奪三振はメジャー最多。1965年にはリーグ2位の276三振を奪った。1965年と66年、2年連続連続でオールスター戦に選出された。 1974年限りで現役引退。通算397試合に登板し120勝95敗、1926回を投げ1703三振を奪い防御率は3・07。その後はブレーブス、ヤンキースのマイナーの投手コーチとなり、晩年には生まれ故郷バーミンガムのリックウッドフィールドのグランドキーパーなども務めた。
報知新聞社