パリ五輪へ向けて「ナイキ アルファフライ 3」を愛用 ! 大迫傑がシューズに求めるもの
大迫選手が初めて「アルファフライ 3」のプロトタイプに足を入れたのは、2023年の1月、ケニアでのこと。 「ケニアに行っていたときに、ちょうどナイキの開発チームが来ていて。新しいシューズがあるから履いてみてよと。初めて足を入れたとき、良い意味で今までのアルファフライっぽくない感覚で、早くロードのトレーニングで試したいと思いました」 大迫選手のようなトップレベルのアスリートでも、新しいシューズを試すとき、ワクワクする感覚があるそう。そこは私たち市民ランナーと変わらない。 「ナイキから新しいシューズを渡されたとき、当然これはどんなシューズなんだろうっていう興味は湧きますし、次の練習がちょっと楽しみになるような感覚はありますね。アルファフライ 3を手にしたときもワクワクしましたし」 「アルファフライ 3」での初レースは2023年3月の東京マラソン。実際のレースで着用した感覚はどのようなものだったのだろうか。 「クッションがあって一瞬沈み込むんですけど、そこから反発があって、僕のランニングフォームにフィットする、自分の持っている力を有効に使える感覚がありました。脚もしっかり最後まで残っているなというのも体感としてありました」 ちなみに「アルファフライ 3」は、どのようなランナーにおすすめのシューズなのだろうか。 「自己記録を更新しようと思っている全てのランナーに、このシューズはいいんじゃないかと思います。それからただランニングするだけじゃつまらないなと思っている人も、アルファフライ 3のようなシューズを履くとランニングを楽しいと感じて、はまっていくのかなとも思います。普通のシューズとは全然違う走行感に驚くんじゃないかと」
トレーニングでは「ペガサス」や「インヴィンシブル」を活用
マラソンのレースでは「アルファフライ 3」を愛用している大迫選手。トレーニングでは、さまざまなシューズを活用し、シーンによって履き分けている。 「ジョグをするときは基本的にペガサスを履いています。路面が硬い場合は、クッション性を重視してインヴィンシブルを履くようにしています。海外では砂利道や不整地といった路面が柔らかいところを走ることが多いので、ほとんどペガサスです。都内は路面が硬いところが多いので、インヴィンシブルを結構履いているかもしれません。 ロングランや距離走ではペガサスターボ、練習の強度、状況によってはレース用のシューズを履くこともあります。最近はロードのトレーニングが中心なのであまり履いていないですが、トラックのときはドラゴンフライを履いたり。シーンに合わせて、ケースバイケースという感じですね。オプションがたくさんあるので、いろいろと試しながら自分に合うものを選んでいます」