【NBAファイナル】セルティックス史上最多18度目V、テイタム「長い旅路」 16年ぶり頂点
<バスケットボールNBA決勝(ファイナル):セルティックス106-88マーベリックス>◇17日(日本時間18日)◇第5戦◇米ボストン・TDガーデン 東の名門セルティックスがマーベリックスを4勝1敗で下し、史上単独最多18度目のリーグ優勝を飾った。08年以来16年ぶりの頂点。これまでレイカーズと優勝回数で並んでいた。 パリオリンピック(五輪)米国代表のジェイソン・テイタムがこの試合でも活躍。「ようやく達成できた。シーズンを通じて逆境を跳ね返してきた。長い旅路だった」と実感を込めた。 ファイナルMVPに選出されたブラウンは、「チーム、そしてパートナーのテイタムと分け合いたいトロフィー」と仲間に感謝。5試合通じて平均20・8得点、5・4リバウンド、5・0アシストと奮闘した。 序盤から優位に進めたセルティックスは、ペイトン・プリチャードが前半終了間際、センターラインよりも遠い位置からブザービーターを決めてさらに勢いづいた。21点リードで折り返すと、後半も危なげなく試合を進めた。 レギュラーシーズンでは64勝18敗と圧倒し、今季リーグ最高勝率7割8分をマークした。プレーオフでも順調に勝ち上がり、東王者としてファイナルへ臨むと、西カンフェレンス第5シードから勝ち上がってきたマーベリックスと対戦。3連勝で臨んだ第4戦こそ落としたものの、ホームに戻った第5戦では、地元の声援を受けて快勝した。