夏休みに行きたい、国内アートイベント24選
あっという間に折り返し地点を過ぎたけれど、2024年もまだまだ各地で必見の展覧会や芸術祭がたっぷり待ち構えている。今年の下半期にぜひ行っておきたいアートイベントを厳選してご紹介。 夏休みや週末、連休の小旅行にピッタリのものもあるので、早めに予定をフィックスしておいて! ※各イベントの会期や時間は変更となる可能性があります。詳細や最新情報は各公式サイトをご確認ください。
髙田賢三 夢をかける/東京オペラシティ アートギャラリー(東京・新宿)
2020年に81歳でこの世を去った髙田賢三の、没後初となる大規模個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催中だ。日本人ファッションデザイナーとしていち早くパリに進出し、1970年に自身のブランドを設立した彼は、斬新なアイデアで常識を打ち破るスタイルを次々と発表。「木綿の詩人」や「色彩の魔術師」などと称され、モード界をリードし続けてきた。 本展では、そのファッションの変遷を衣装展示で辿りながら、幼少期から描いていた絵画やインスピレーション源となった資料、デザイン画などをたっぷりと紹介し、多角的な視点から人物像を浮かび上がらせる。美しくカラフルな衣装を、すみずみまで観察しておきたい。 会期/~2024年9月16日(月・祝) 会場/東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3F) 時間/11:00~19:00(最終入場18:30) 休館日/月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月4日(日) 料金/一般 ¥1,600、大学生・高校生 ¥1,000、中学生以下 無料 tel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)
浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA/長野・御代田
2018年より始まった『浅間国際フォトフェスティバル』は、国内外の優れた写真家たちの作品展示や、参加型プロジェクト、ワークショップなどを通じて写真の楽しさを世界に発信する、アートフォトの祭典。 今年は“Memories Through Photography 写真の中の記憶”をテーマに掲げ、長野県・御代田町の複合施設「MMoP(モップ)」をメイン会場に開催。写真家たちが見つめる人や⾃然、社会、⺠族やその場所、モノなどがもつ記憶を主題に、そこに秘められた物語や歴史、問題などを写真で炙り出す。ロエベ財団の特別展示も行われるので、ぜひ観賞しておきたい。 大人も子どもも楽しめるイベントが目白押しなので、夏休みを利用してのお出かけもおすすめだ。 会期/~2024年9月16日(月・祝) 会場/MMoP(長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1) 時間/10:00~17:00(屋内展示の最終入場16:30) 定休日/水曜日(8月14日を除く) ※施設内は利用不可、ただし屋外展示は自由に観覧可 料金/一部有料 ¥1,000、中学生以下無料、屋外展示は無料