セッティングがハマった⁉ 初出場の全英女子で予選通過した佐久間朱莉に聞いた
プレデンシャル生命保険金井さん
「ウェッジ、8I、5I、1Wでまず2球ずつ」 「私の場合は必ずこの4本と決めていますが、最初はゆっくり体をほぐすように、それぞれの番手で打ちます。その後気になる番手を重点的に使っていますね」
あずさ監査法人 杉浦宏明さん
「58度、9I、7UT7W、1Wの5本です」 「まず58度で5、6球打って9番で4、5球。その後7UTと7番ウッドを同じくらい打ち、最後にドライバーを少し。弾道は気にせず、体の動きを重視します」
実戦に向けた最後のリハーサルがこれ
練習を終え、スタート直前に再び練習グリーンで1~2メートルのショートパットをしている選手が多かったことについて、この日応援に訪れていた小暮博則プロコーチは言う。 「朝一番の練習グリーンは、感覚を確かめるために長い距離をノープレッシャーで行います。一方で球打ち後、体が冷える前にショートパットするのにも理由があります。直前のパット練習は言ってみれば0番ホール。本番さながらの緊張感を持った状態でリハーサルを行うことで、出だしでミスしたとしても落ち着いて対処できるわけです」 練習場から戻り、約1.5メートルから2球ずつ打つ細谷さん。「朝イチのパターは到着時間による」というが、スタート直前のショートパットは欠かさない。 競技アマのほぼ全員がスタート直前にパター練習をやっていたが、1球ごとにラインを変えたり、同じ場所から3球を打ったり、内容はそれぞれ。苦手なラインを重点的に行う選手も少なくなかった。しかし、どの競技アマたちも最後の仕上げは、短いパットではやる心を落ち着けることに徹底していた。 PHOTO/Takanori Miki THANKS/筑波カントリークラブ ※選手の方々にはボランティアでご協力いただきました。 週刊ゴルフダイジェスト11月5日号「うまい人のルーティン」より一部抜粋自分流のルーティンが見つかればスコアップにつながる!
週刊ゴルフダイジェスト