料理研究家が直伝!ヴァイツェンを仕込み水につくる小麦×小麦のクラッカー
■ 材料は気の抜けたビールでもOK! 今回作るのは、ビールを仕込み水に使ったクラッカーです。 「気が抜けていても全然問題ないので、余っちゃったビールは捨てずにとっておくといいですよ。クラッカーに使うと、食べたときにほんのりビールの香りと麦芽のうまみを感じます」(中川さん) 【材料(作りやすい量、天板1枚分)】 薄力粉……80g 塩……1.5g バター(室温に戻しておく)……20g ビール……45ml (お好みで乾燥ハーブを混ぜ込んでもOK) 【作り方】 ※下準備として、バターは室温に戻し、オーブンは180℃に予熱しておく。 1. ボウルに薄力粉をふるい入れ、塩を加えて混ぜる。 2. 小さめに切ったバターを加え、手の平で擦り合わせるように生地と混ぜていく。 3. ビールを2回に分けて入れ、捏ねすぎないように全体を均一にまとめていく。 4. オーブンシートの上に3をのせてラップを重ね、2mmの厚さに伸ばしていく。 5. お好みの大きさに切り分け、刷毛でオリーブ油を軽く塗り、オーブンで17分焼く。 生ハムを巻いたり、クリームチーズをディップしたりしてもおいしいおつまみになります。今回は生地の中にローズマリーを入れましたが、粉チーズやカレー粉などのスパイスなどを加えると、それぞれに違う味が楽しめるので、お好みのアレンジをしてみてくださいね。 【教えてくれた人】
吉川 愛歩