「男気があるのよ」浦和OB鈴木啓太が引退表明の興梠慎三との共闘を回想!「技術がものすごく高いから...」
「啓太さん、アバウトなボールでもとにかく出してくれ」
浦和レッズで活躍した元日本代表MFの鈴木啓太氏が7月31日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。同日に今季限りでの現役引退を表明した浦和のFW興梠慎三について語った。 【動画】鈴木啓太がレッズの後輩・興梠慎三を語る! 鈴木氏は2013年から3シーズンにわたり、興梠と浦和で共闘。38歳で引退を決断したストライカーは当時、抜群のテクニックがある選手特有の要求をしてきたと振り返る。 「技術がものすごく高いから。『啓太さん、いいです。アバウトなボールでもいいから、とにかく出してくれ』みたいな。そういうのは僕がプレーしている時はあって。ちょっとズレていても、収めてくれる。キツいボールでも、速いボールの方がいいとか。だから、技術を持っている選手特有の、『丁寧に出さなきゃ』じゃなくて、『いいからもっと早く出して』とか、そんな感じ。『そんなの、こっちの仕事だから』『このタイミングで出してくれないと合わない』みたいな」 また、気遣いができる人柄も魅力的で、鈴木氏は「ちょっとパスがズレたり、ボールが浮いても『ナイスボールですよ』みたいな。『全然出して。それを止められないこっちの責任だから』っていう、男気があるのよ。頼もしい選手」と称賛する。 そして、「浦和で一緒にやった時はワントップでやっていたけど、(175センチで)そんなに身長も大きいわけでもないし、でも身体の強さとか、止める技術とか、才能に満ち溢れているよね」と賛辞を続けた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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