四日市市と三重大 工学部系定員は「1学年100人」 新設大学で方向性
【四日市】JR四日市駅西側に大学を新たに設置することを目指し検討を進めている四日市市と三重大学(津市)は4日、検討内容の途中経過を公表し、三重大が設ける工学部系の学生の定員について「1学年100人」とする方向性を示した。来年3月までにまとめる基本計画に盛り込む方針だ。 両者による検討会の開催後、森智広市長と三重大の伊藤正明学長が会見で明らかにした。 四日市市は、新設大学の基本構想において「1学年の定員は350人」にすることを打ち出している。三重大の工学部系100人を除いた残りの定員250人について、四日市市が運営主体になる公立大や私立大学などで検討していくという。