【ヤクルト】田口麗斗「根本の運動能力、身体能力をもう１回引き上げる」大自然でミット打ち
ヤクルト田口麗斗投手が大自然に身を置き、五感を刺激する。 神宮外苑での秋季練習で、今オフの自主トレプランを明かした。12月下旬から来年1月下旬までハワイに向かう。テーマは「根本の運動能力、身体能力をもう1回引き上げる」。リゾート地の公園で、ミット打ちを敢行する。「ジャブと言われたら、体は構える訳で。見て聞いたものを体ですぐ連動させられるか、脳をとにかく動かす」。 朝はウエート、昼は本職、夜に他競技。サッカー、バスケ、さらに登山で眠っている力を呼び起こす。今季は開幕戦の不安定な投球で翌3月30日に抹消。5月に1軍昇格も、守護神の座をつかめなかった。41試合、防御率2・94の数字に「クソ過ぎたシーズン。そう書いて下さい」と猛省。来季はヤクルト5年目、30歳を迎える年。「やらんといけん」。野性的本能を覚醒させ、23年以来のクローザーに返り咲く。
