3人の料理家に聞いた「料理がしんどい日」の乗り越え方は?どんなルールで、何をつくる?
3人の「料理がしんどい日」の乗り越え方を教えてください!
▶昼も夜も「鉄板ルール」さえ決めておけばなんとかなりますよ! 最大のしんどさって「メニューと調理法をいちいち考えること」だったりします。その救世主が、“考えなくてもいいルール”作り。夜はとにかく、ゆでるだけ。お肉のゆで汁はスープにもできるし、メニューによっては野菜もゆでてつけ合わせまで! お昼は「常備食材を使う」をルールに。ちょっとしたしばりがあるほうが、メニューもするっと決まって、迷うしんどさがなくなります。──今井真実さん
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▶一品で大満足できる「お助け常備食材カレー」か「火を使わないスープ」を作ればOK 料理は面倒だけど、出かける気分じゃないから家で食べたい。私の「しんどい」はほぼこのパターン。やっぱり、栄養バランスも気になって。そんなときに登場するのが、わが家に必ずあるお助け常備食材を使ったカレー。おかず1種類+ごはんだとさみしいけれど、不思議と材料は同じでもカレーにすれば問題なし! 混ぜるだけのスープもタンパク質が入っているから、一品で大満足。──長谷川あかりさん
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▶手順も材料もできる限り引き算して「ミニマル」に! 基本的には機嫌よく料理しているんです。ただ時々、やる気がぐんと落ちて、自分の料理を食べたくなくなる。なぜなら、味の予想がついちゃってワクワクできないから。そんなときは、あれこれ足しても新たなおいしさには出会えません。解決法はとにかく引き算! ミニマルの先に生まれる予想もしなかったおいしさを、ぜひ味わってほしいです。もちろん、作るのも断然、ラクですよ!──稲田俊輔さん
▼「料理がしんどい日」の稲田俊輔さんおすすめレシピはこちら ラクでおいしい!「学生ステーキ マスタードバターソース」レシピ/稲田俊輔さん(関連記事へ) Staff Credit 撮影/鈴木泰介(今井真実さん) 竹之内祐幸(長谷川あかりさん、稲田俊輔さん) スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美 こちらは2024年LEE8・9月合併号(7/5発売)「料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?」に掲載の記事です。