土産と思い出いっぱい 県内、Uターンラッシュピーク
年末年始を県内で過ごした帰省客のUターンラッシュが4日、ピークを迎え、富山駅は乗客や家族を見送る人たちで混雑した。 JR西日本金沢支社によると、東京行きの北陸新幹線は、指定席が終日でほぼ満席となった。自由席の乗車率は午後4時時点で最大180%だった。 富山駅の新幹線ホームや改札口には、大きなスーツケースとお土産を手にした家族連れらの姿が見られた。上市町放士ケ瀬の祖父母宅に家族で滞在した川崎市の中学1年生、成瀬希海さん(13)と小学4年生、有珠(ゆず)さん(10)の姉妹は「温泉に泊まったのが楽しかった。山と空がきれいだった」と声を弾ませた。 北海道の大学院に通う孫を見送りに来た富山市豊島町の男性(76)は「半年ぶりに会ったが、少したくましくなった。帰ってしまって寂しい」と話した。