真似するだけ。わかりやすいノートの取り方5選【今日のワークハック】
授業や会議において、ノートを取ることは重要です。話されたことを復習して記憶にとどめ、テストや仕事などで活かすためには、ノートが大切だから。 真似するだけ。わかりやすいノートの取り方5選【今日のワークハック】 そこで今回は、より良いノートの取り方を学び、実績のある方法をたくさん知る第一歩として。 「代表的なノート術」を5つ紹介するので、自分に合う方法を試してみてください。
今日のワークハック:情報の記憶・整理にベストな「ノート術」5つ
1. アウトライン・メソッド これは、記号をつけたり、字下げ(インデント)したりして情報を整理する方法で、テネシー大学チャタヌーガ校(UTC)が紹介しているメソッドのひとつです。これは、理数系以外の授業に最も適しています。 ここで、知っておくべきことが2つあります。 最も一般的な情報は、ノートの左側に沿って配置し、より具体的な事実のグループは、その下に字下げして記入する必要があります。 一般的な情報と、具体的な事実との関係は、字下げによって明確にします(数字や文字やローマ数字は、二次的に使います)。 授業や会議で話を聞く時には、一般的な概念に注目し、それを用紙の左側に書きます。 その下には、裏付けや、関連する事実を記入するスペースを空けておきます。具体的な内容は、全体的な見出しの下に、やや右側に字下げして書き加えます。 左揃えと字下げのおかげで、下部に書かれた詳細へ視線を移す前に、主要なポイントを大まかに確認できます。 ただし、大きなデメリットは、授業中や会議の席で聞いた内容を分析して大きなテーマを引き出すには、かなり多くのことを考える必要がある点です。そのためUTCは、「講義のスピードが速すぎると、このシステムは使えない」と警告しています。 字下げ効果で、大事なポイントがすぐにわかる。 大テーマやキーワードを引き出すには考える必要があるため、スピードの早い講義のメモには向かない。 2. コーネル・メソッド こちらもUTCが紹介している方法で、コーネル大学の教授によって1950年代に有名になったもの。 何度もコピーを繰り返さずに、内容を要約して整理するための体系的なフォーマットで構成されています。 ノートは、2つに縦に分割します。 用紙の左側は、「キーワードを記入するセクション」にするので、左端から5センチほどのところに印をつけ、そこまでのスペースを空けておきます。その右側の15センチほどをメモ用のスペースにします。 授業やミーティングのなかでは、右側の広い方のメモ用スペースに、聞いたままの情報を書き留めます。 授業やミーティングが終わったら、書き留めた内容を確認し、不足しているフレーズを補完したり、書ききれなかった情報を追加したりします。 できる限り、情報を「関連するトピック」に整理分類し、重要なアイデアを、数行の空白行で区切ります。 最後に、5センチのキーワードスペースに戻ります。このスペースを使って、グループ分けしたメモごとに、見出しや一般的な概念でラベルを付けます。 そうすれば、15センチのスペースを隠し、左側の見出しを見ながら、右側にどんな情報が隠されているかを記憶できるはずです。 何度もコピーを繰り返さずに、内容を要約して整理できる。 3. マッピング・メソッド UTCが紹介するもう一つのノート術は、学習内容をより図式化する方法です。 用紙の真ん中に重要なテーマを書き、そこから枝分かれした図を描いていきます。 例えば、世界史を勉強しているのであれば、用紙の中央に「第二次世界大戦」と書き、そこから「原因」「関係国」「長期的影響」と枝分かれしていきます。 そして、その最初の枝のセットを伸ばして、「関係国」を「連合国」と「枢軸国」の2つに枝分かれさせます。 あまり細かいことは書き込まないため、完成するころにはかなり雑な感じになりますが、視覚的で参加型の学習が好きな方にはおすすめです。事前にどれだけのスペースが必要かを把握するのが難しいので、会議が終わったあとに、図をきれいに作り直しても良いでしょう。 視覚的で参加型の学習が好きな方におすすめ!