真似するだけ。わかりやすいノートの取り方5選【今日のワークハック】
4. チャート・メソッド
これは、「Grammarly」が紹介しているもので、複数のトピックを扱う場合に最適です。 2つの概念を比較したり、1つの概念を、長所と短所などの複数の部分に分割したりする場合に使用します。 ページを2つ (またはそれ以上) の列に分け、それぞれの列に、比較や概要など、話されている内容に合わせてラベルを付けます。 ラベルの1つに関連する内容が聞こえたら、該当する欄に書きつけていきます。 複数トピックの比較や長所や短所など分割して把握するときに便利!
5. SQ4Rメソッド
これもGrammarlyが紹介しているもので、本などの「書かれたもの」を読んでいる時に使うノート術です。 読んだ内容を覚えておくのに役立ち、会議や授業に参加する場合にも役立ちます。「SQ4R」という名前は、以下の頭文字を取ったものです。 下調べ(Survey)──本文を読み始める前に3~5分間くらいかけてざっと見て、主な大見出し、小見出し、話題、ポイント、図表などを把握する(アウトライン・メソッドのように、書き出してもよい)。 疑問(Questions)──下調べのなかで、疑問に思ったことをすべて書き留める。 読む(Read)──書き留めた疑問に対する解を意識しながら、実際に文章を少しずつ読み進める。 列挙(Recite)──セクションごとに、主な概念、キーワード、アイデア、そして疑問に対する答えを書き出してみる。 関連付け(Relate)──今読んだものを個人的な何かと関連付けられるか、自分の生活の中で何か思い出させるものがあるかどうかを考える。これにより、記憶にとどめやすくなる。 復習(Review)──作り終えたノートを読み返し、書き留めた内容を定着させる。 書籍や資料からの要約、まとめに最適!
ノートを取る際に、忘れがちな2つの注意点
メモを取り終わったら、どの方法を使用したかに関係なく、上部の余白に、日付や重要な概念などの情報を書き加えておきましょう。 そうすることで、あとでメモを探す時に、該当するページを簡単に見つけることができます。 メモを取ることで、実際に行われている会話への意識が散漫にならないようにしましょう。話者やグループの話を聞くことは、すべてを完璧に書き出すことよりも重要です。また、そこで生じる議論に積極的に参加すれば、より多くの情報を記憶できるはずです。 ──2022年11月7日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 「今日のワークハック」記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Source: UTC,Grammarly 訳: ガリレオ
ライフハッカー・ジャパン編集部