【プレビュー】3試合連続猛打賞のDeNA関根大気に注目、阪神はヤクルトと対戦、ほか | セ・リーグ | プロ野球
4月5日~7日に開催されるセ・リーグ開幕カードの見どころを紹介。首位の横浜DeNAベイスターズは3位の読売ジャイアンツと東京ドームで対戦。4位の東京ヤクルトスワローズは最下位の阪神タイガースを、2位の広島東洋カープは5位の中日ドラゴンズを、それぞれ本拠地で迎え撃つ。
読売ジャイアンツ vs 横浜DeNAベイスターズ
巨人の注目は大勢。昨季は27試合で14セーブ、防御率4.50に終わった守護神だが、今季はここまで2試合(2回)で無安打無失点、6奪三振と好投。4日の中日戦では球団日本人最速となる160キロをマークするなど、打者を圧倒している。 一方のDeNAは関根大気に注目。開幕スタメンこそ若手に譲ったものの、2カード目の阪神戦からはスタメン出場し、3試合連続猛打賞をマークするなど打撃絶好調。4試合連続となれば2006年の石井琢朗(現・チーフ打撃兼走塁コーチ)の記録に並ぶことになる。
東京ヤクルトスワローズ vs 阪神タイガース
ヤクルトはサンタナ、オスナの両助っ人が好調だ。打率首位のサンタナは.412、同2位のオスナは.400とよく当たっている。主砲・村上宗隆も好調なだけに、前後を打つ2人の活躍が試合の鍵を握りそうだ。 阪神の注目は森下翔太。ここまで6試合で打率.136と苦しんでいるが、巨人戦で放った1号3ラン、DeNA戦で放った2号2ランはいずれも勝負を決める一打だった。このカードでも勝負所での一打に期待したい。
広島東洋カープ vs 中日ドラゴンズ
広島の注目は野間峻祥。オープン戦では11試合で打率.091と結果が出なかったが、ここまで出場した4試合全てで安打を記録、打率.375とリードオフマンの仕事を果たしている。この試合でもチームに勢いをつける打撃に期待したい。 一方の中日は細川成也に注目。ヤクルトとの開幕連戦では12打数無安打と苦戦したが、巨人戦では11打数3安打、サヨナラ弾を含む2本塁打を放つなど調子を上げてきた。持ち前のパワフルな打撃を存分に発揮する活躍を見せたい。