スタメン8人が1年生、呉が昨年ベスト4の福山破る 秋季広島県高校野球大会1回戦
【秋季広島県高校野球大会1回戦 呉3―1福山】 2度の選抜大会出場がある呉(呉市)が、昨秋4強の福山(福山市)を3―1で破って2回戦に進んだ。 【勝ち上がり表】秋季広島県高校野球大会 1年生8人が先発した呉が粘り強く戦った。二回に無安打で先制。1―1の五回は、今野莉稀と田上蒼空のスクイズで2点の勝ち越しに成功した。先発福迫健斗は5回1失点と好投。浜田莉臣、河野廉の1年生トリオの継投で反撃を許さなかった。 三浦謙二郎監督は「投手は『ミスターゼロ』みたいな、自信を持つような言葉を投げかけながら育てている段階。打つ方もエンドランのサインを出したのに、走者は走らず、打者はバットを振らず、という場面があって『おいおい』となりました」と苦笑い。「初戦の難しさなんでしょうね」と自らを納得させるように話した。 28日の2回戦では昨秋準優勝の新庄と対戦する。
中国新聞社